講演記事「鉄骨FABとゼネコンのBIM連携事例と将来展望」

2017年5月25日に東京文具共和会館にて開催された、東京ユーザー会において、株式会社竹中工務店 BIM推進室主任 生産担当 染谷様による、BIM(Building Information Modeling)についての講演が行われました。

講演の主旨

  1. ゼネコンがBIMに取り組む目的の紹介
  2. 鉄骨FABがゼネコンとBIM連携することによるメリットの紹介

紹介内容

  1. 建設業界のBIM動向
  2. ゼネコンのBIM動向
  3. 竹中工務店のBIM動向
  4. 鉄骨FABと竹中工務店のBIM連携事例
  5. 鉄骨BIMの将来展望、期待すること

講演資料

講演資料はPDFにてご提供しています。全75ページ/3.42MBです。

講演の動画(1時間44分)

講演への皆様のご意見・ご感想

  • ゼネコン側がFABに対してBIMの進め方について一方的でなく、FABにも考慮して進めているのだと感じました。
  • BIMについてゼネコン側の視点から広めていきたい意図、またFAB側のメリットまでの流れが分かりやすく、集中して話を聞く事が出来ました。変更の少ないFIXした情報を受領出来るのは利点でもあるので、当社でも実現出来るならば是非取り組んでいきたいと思います。
  • 現場での施工工事、設備の下地等で、干渉等の不具合が多くありましたが、BIMにより手戻り作業が少なくなっていくと感じました。今後のBIM、未来についての話が良かったです。
  • 現状まだまだアナログな仕事が多いのですが、将来的にBIMを使用してデジタルの仕事に変化するのを実感しました。
  • Tekla→REAL4のIFC変換の話は初めて知りましたので役に立ちました。
  • 現在、一般図作図~詳細図までの承認まで長い期間がかかりますが、合意が早期化に向かっている事が知れたので良かったです。またその仕組みを詳しく知れたので、FABサイドとしてするべき事がよく分かりました。
  • 某所でBIM案件に関わらせて頂いておりますが、他社様の動向は興味深く、また勉強になりました。
    後半のTeklaとREAL4の連携についても勉強になりました。
  • クラス決め等、かなりの内部情報を公開していただき、あっという間の時間でした。個人的にはまだまだ時間が足りないくらいです。
  • BIMの活用を考えているので参考になり、ゼネコンさんの考え方を知る事が出来ました。
  • BIMについての取り組み、REAL4との相性(ゼネコンのソフト)、理解が深まりました。
  • 今後、FABとしてどういうスタンスで進めば良いのかイメージが出来ました。
  • ゼネコン様のBIMの講演に参加したのは初めてだったので、竹中工務店様の会社としてのBIMの取り組みが理解出来て良かったです。
  • 竹中工務店様の取り組み内容が具体的で非常に分かりやすかった事と、FAB側の取り組み方の方向性が見えた気がします。
  • 弊社ではBIM案件が無かった為、今後の物件で起きた時に参考になりました。
  • BIM物件が今後ありますのでデータを頂いてREAL4で試してみたいです。
  • ゼネコンがFABに求めている内容がよく分かりました。またゼネコン使用CADなど大変参考になりました。
  • 今まではゼネコンの中でBIMをやっているというイメージでしたが、FABにも近い内に導入されていくのではないかと感じました。
  • FABの製作の仕組み等よく理解されていて非常にBIM化の話がしっくり来ました。
  • 当社は、自走式立体駐車場メーカーで、設計・施工・工場が同じ会社であります。事例を参考にして、これからどのような方向で業務を進めていくのかイメージが出来ました。
  • BIMの現状とゼネコンさんとFABとのBIMにおける具体的な流れが分かりやすく説明して頂けて良かったです。ただ、大手ゼネコンさんはお話にあったようなBIMへの取り組みが進んでいるようですが、まだ中小企業のゼネコンさん相手では遠い未来のお話なのが実情だと思います。
  • 設備や付帯との調整による手戻り作業がとても大きくご説明頂いた内容(流れ)で仕事が進む事を切に願っています。
  • 現実的な目線でBIMの考え方が聞けて良かったです。
    私達の考えと一番近い考えをゼネコンの方が持ってくれていて安心しました。
    現実的な所、ゼネコンからの一般図支給、その一般図をREAL4で作図すればFABへのデータ支給も可能かと思います。
  • BIM対応の工事は未経験ですが、今回の話で目的や作業の流れが理解出来て良かったです。

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