Case-studies導入事例

新棟を増築しても使用電力量は減少。
期待以上の効果に驚いています。

森山記念病院  院長:松尾成吾様
       事務局長:樋口洋祐様

2021年4月、リリースしたばかりの「Ai-Glies」を大規模病院で初めて導入決定していただいた森山記念病院様。8月からの実稼働以来、大きな効果を実感していただいています。
導入までの過程と導入効果について、院長の松尾成吾様、事務局長の樋口洋祐様にお話をお伺いしました。

「Ai-Glies」導入のきっかけ

病院業界では有名なドッドウエル ビー・エム・エスさんの提案に興味を持ちました

院長 松尾成吾様

一般的に病院では、24時間空調を使用しており、大量の電力を消費する医療機器も多いため、電気料金の削減は常に課題です。
当院でも、いつも全体会議で職員に向けて節電を訴え、電気料金を抑える努力をしてきました。
(松尾院長)

従来の対策では、電気使用量が設定値に近づくとアラームが鳴る装置をつけ、院内放送でエアコンの設定温度を2℃上げるよう、職員にお願いしていました。
病院全体として一体感があることが当院の強みなので、節電についてもそのような取り組みをすることで意識が高まり、ある程度の効果はありました。

院内放送を流す方法でも、瞬間的な電力使用量は5%程度落とすことができていましたが、やはり手動での対応は大変でした。何かいい方法はないかと探していたところに、ドッドウエル ビー・エム・エスさんの「Ai-Glies」の提案をいただきました。5年前に事務局長に就任して以来、節電対策の提案はいろいろと受けてきましたが、今回は、当院でも診察券発行機を導入しており、また業界でも高い技術力に定評があったドッドウエル ビー・エム・エスさんの提案ということもあり、詳しく話を聞いてみようと思いました。(樋口事務局長)

「Ai-Glies」導入の決め手

魅力は、①場所に応じた制御率を設定できる点、②自動で一年中対策できる点

事務局長 樋口洋祐様

「Ai-Glies」の仕組みで驚いたのは、冷暖房の運転を3分刻みに分け、30分の間に何回送風モードを入れるかを場所ごとに設定し、自動で切り替える、というものでした。また、夏だけでなく一年中対策できる点も大きな魅力です。これは勝ち目があるな、と思いました。外気の不快指数に応じて微調整できるというロジックも備わっていて、賢い仕組みに驚きました。

病院には、手術室や検査室など、精密な医療機器が置いてある部屋があります。そうした部屋は、一定の温度で冷やす必要があるので対象外に、代わりにバックオフィスの一部を強めに制御をかけるなど、場所ごとに制御率が設定できるのはとても助かりました。全館画一的な設定ではなく、部屋の用途に応じた設定や患者さんへの十分な配慮を実現できますね。

71系統ある室外機のうち、どれにどのくらいの制御を行うか、というのが一番の悩みどころでしたが、ドッドウエル ビー・エム・エスさんが一つ一つ、室外機がつながる場所を図面で確認しながら提案してくださったので、とても導入しやすかったです。
院内温度の設定によって診療現場に負荷がかからない点がよかったです。
無線通信システムのため、現場を止めるような工事も必要ないという点も大きなメリットでしたし、年中無休・24時間対応のコールセンターも安心材料になりました。(樋口事務局長)

室外機70台にソーラーボックス40台を取り付け

「Ai-Glies」の導入効果

建物を増築しても使用電力が減少、快適さもそのままなのは驚き

使用感は快適です。患者様が入らない制御が強めのエリアでも不快になることなく過ごせており、夏場でも問題なく使用できました。(松尾院長)

導入当初、エアコンの個体差や部屋の立地、その日の天気によって一部の部署で室内温度が高く感じてしまうことがありましたが、ドッドウエル ビー・エム・エスさんの担当者様やコールセンターの迅速な対応ですぐに調整していただけました。
基本料金・電気使用量の削減効果は期待以上でした。

7~9月は冷房を使うので毎年デマンド値が200kWも上昇します。それに加え、2020年11月に新棟が完成したので、今年の夏は300~400kWの上昇を見込んでいました。
しかし実際は、導入後から9月までのデマンド値の上昇は50kWにとどまり、10月に関しては昨年よりも少ないという結果でした。新棟を建てたことで空調以外も含め電気使用量が増えたはずなのですが、電気料金の契約内容を変更せずに運用できています。
また現在は、当院の職員自身が設定アプリでの制御調整を覚えたことで、さらに便利になりました。今後は、冷暖房が弱くて済む春と秋はより制御を強めるなど、当院側でも細かな制御を行っていくことで、さらに効果が上がると期待しています。(樋口事務局長)

脱炭素への取り組み

省エネ・脱炭素だけでなく、さらなる環境負荷軽減の取り組みへ

省エネや脱炭素への取り組みは、今や当然のことです。
当院は、脳外科を筆頭に常に最先端の医療技術に注目し、最新の医療機器などもいいと思ったものはいち早く採り入れています。この素晴らしいシステムも、多くの病院や企業で採用され、環境改善の一助になったらと思っています。(松尾院長)

「Ai-Glies」の導入により削減できた分の経営資源は、さらなる環境への取り組みに役立てたいと考えています。
たとえば、生ごみ処理機等の導入など廃棄物の削減によるCO₂削減や、より細かい仕分けを行ってリサイクルに回すなど、まだまだできることがあると思っています。病院職員が一丸となって取り組むことで脱炭素社会の実現に微力ながらも貢献出来たらと思っています。(樋口事務局長)

森山記念病院院長の松尾成吾様、事務局長の樋口洋祐様より、「Ai-Glies」を魅力に感じた点と、導入の詳しい経緯や環境への取り組みに対する熱い想いをお伺いすることができました。
森山記念病院様、ありがとうございました!!

社会医療法人社団 森山医会 森山記念病院

1982年開院。脳神経外科を中心に「24時間365日断らない」救急医療を実践。
SCU・HCUを含む一般病床199床、地域包括ケア病棟・療養病棟の療養病床94床、
全293床のケアミックス病院。脳外科の手術には世界中から患者さんが訪れる。
東京都の災害拠点病院に指定されている。2016年に現在地へ新築移転。

ホームページ:https://mk.moriyamaikai.or.jp/

省エネ・節電システム「Ai-Glies」に関する
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